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【企画】\結果発表および感想等/『海月いおりの140文字小説を当てよう!』

またもや、失礼しました。

海月いおりです。

ついに結果発表の時間を迎えました。

本当は当初よりも遥かに早いわけですけれども。それは置いておきましょう。

概要はこちら

ダラダラと語るのは最後にして、さっそく発表を行おうと思います。

結果発表のあとに、作品ごとの感想も書かせていただきましたので、最後までお読みいただけますと幸いです。

……の前に、すこしだけ前置き

みなさま。

外れていても、どうか悲しまないでください。

みなさんに描けばいいのに、企画をして人数を削らなければならない、海月がすべて悪いのです!!(海月がすべての元凶です!!)

言及しておりますように、第2弾も行いますので、そちらも頭の片隅に置いておいてください。

いつもありがとうございます。

ということで、発表です。

私の作品はコレでした ▼

「私、あなたのことが好きです」
「僕も好きでした」
「過去形……?」
「……うん」
そこで言葉を止め、真っ直ぐと私の目を見つめる。そして、小さく言葉を継いだ。
「たった今、大好きになりました」
彼の照れくさそうな笑顔が、月灯りで輝いて眩しい。
私もそっと微笑むと、優しく抱き締められた。


\デンッ/

ということで、正解は④の作品でした!!!

🌟正解者🌟

 👑白亜かのんさん

 👑もちっぱちさん

 👑結之志希さん

おめでとうございます!!!!⭐

まさかの3名も正解者がいらっしゃいました!!

分かりやすかったのでしょうか……?

海月感満載でした?

え、本当ですか?(?)

考察を見た感じ、「そして」「継いだ」は私の癖らしいですね。

無自覚でした。

でもまぁ、今回は隠すつもりがなかったので……。(ゴニョゴニョ)

——というのは、さておき。

最初、『正解者が複数人の場合は、抽選で1名~』と決めました。が、海月は考えを改め直しました。

抽選はします。

抽選で当選した方には、人物を2人描きます!

落選した方には、人物を1人描きます!

これでいかがでしょうか!!!!

よろしいですね!!私はOKです!!(聞いていない)

ということで、このまま抽選をしまーす!

動画をご覧ください▼

以上でございます。

ということで!

当選した白亜かのんさんには、人物を2人描きます!

おめでとうございます!!!👑🌟

外れてしまった、もちっぱちさんと結之志希さんには、人物を1人描きます!

おめでとうございます!!!🌟

またDMをしますので、お三方は作品と人物の詳細を考えておいてください⭐

希望の構図も考えてください。思いつかない場合は提案もできますので、お気軽にご相談ください。

▼参考①(人物2人イラスト)

▼参考②(人物1人イラスト)

▼参考③(ヒアリングシート見本)

 ※前回掲載したものから変更しました。

私の企画にとても素敵な作品をご提出していただけたこと、本当に嬉しく思います。

僭越ながらすべてに簡単な感想を書かせていただきましたので、作者発表も兼ねてご覧ください。 


① 結之志希さん

隣の席で大きないびきをかいている男子。
たった3人での補習なのに、よく寝れたものだ。
でも──、
「祐介さん。好きです」
目の前に立つ先生を見つめると、眼鏡の奥で瞳が揺れた。
「……僕も好きだよ」
心臓が跳ねる。けれどすぐ、チョップをされた。
「急に演劇の練習を始めないでください」
ふふ。


② 白亜かのんさん

目覚めと共に鼻をくすぐるこの匂いが、私は大好きだ。彼の帰宅と共に部屋を満たす、彼の甘く柔らかな匂い。
彼は残業から帰ってくると真っ先に私の布団に飛び込んできて、寝ている私にたくさんのハグをしてくれる。
その時に香る彼の甘い匂いを知ってからは、どんな香水も私を満たすことは無かった。


③ 佐野睦月さん

「好きです」
「……ごめん。君とは友達以上にはなれない……」
桜が散る季節だから?
彼から出た言葉が、鋭い刃のように私の心に突き刺さる。
「そっか…」
お互い無言で立ち尽くすことが辛くて。目に涙が浮かんだ私は静かに立ち去った。
肩に積もった花びらを振り払っても、虚無感は消えなかった。


👿 ④ 海月いおり 👿

「私、あなたのことが好きです」
「僕も好きでした」
「過去形……?」
「……うん」
そこで言葉を止め、真っ直ぐと私の目を見つめる。そして、小さく言葉を継いだ。
「たった今、大好きになりました」
彼の照れくさそうな笑顔が、月灯りで輝いて眩しい。
私もそっと微笑むと、優しく抱き締められた。


⑤ 白崎ななさん

「先生、大好き!」
「はいはい」
これで何度目か、君は諦めずに言ってくる。僕は、適当に流してきた。
彼女の見せる満面の笑みは、同僚の小言も嫌な残業までも忘れることができる。
小柄な彼女の頭に触れる。
──僕の気持ちを伝えたら、君はどんな笑顔を見せてくれる?


⑥ もちっぱちさん

「なぁ、何してるの?」
部屋でくつろいでいると見ているスマホがつまらなくなった晴哉は本を読んでる冬馬に後ろから抱きつく。
「今、本読んでる」
それを気にもせず、冬馬の顎を持ち上げた。タバコの香りが冬馬の口の中に広がる。
「やめてよ。今じゃない」
冬馬は、頬を真っ赤に染めた。


⑦ 白亜かのんさん

最近占いを勉強してるんだけどさ、君で練習させてくれない?
…いいの? ありがとう!
じゃあ早速やっていくね。
ふむふむ、夏祭りに行くと運気UPだって。 2人で行くともっと運気が上がるみたい!
そういえばさ、来週この近くで夏祭りがあるでしょ? これは私と行くしかないよ!
今度一緒に行こ?


⑧ 海咲雪さん

ある日、街に一枚の貼り紙が増えていた。
「一年後に今日の天気を覚えていた者に賞金を与える」
皆、その日の天気を忘れないように生きていた。一年後。事実が判明する。
貼り紙が貼られたのは皆が思っていた日の前日の晩だった。誰も一日前の天気は覚えていなかった。折角、虹が出た日だったのに。


⑨ 結之志希さん

「ねぇ、春はまだかな?」
「11月に何を仰います」
彼女にツッコんでから、スマホを持つ。
「でもでも、桜が見たいんだよ~!」
「いやぁ、冬に言われてもねぇ……」
桜と検索して、出てきた動画を開いた。
「おや、こんなところに春の気配が」
「あー! 桜だ!!」
眩しい笑顔は春のよう、なんて。


⑩ もちっぱちさん

「先生、ワイシャツの襟、変になってる」
学校に登校してHR終わりに声をかけた。担任の熊谷先生は慌てて来たのかいつもどこか崩れてる。今日はワイシャツの襟が変だった。
「おう。サンキューな。助かるよ」
独身でろくに朝ごはんも食べてないんだろうなと想像する。
「私が見てあげるから」


⑪ 佐野睦月さん

夜空に煌めく月を見る度に、遠い日の恋の記憶を引き戻す。君の笑顔が僕の心をいつも温めていた。
──でもあの時の君は、もういない。
二度と会えない、君の元へ僕も行きたくて。僕は届かない月の光を手で集めた。
ただひたすらに心の中で君を想い、この光の破片と共に月夜の君へ僕は語りかける。


総 評

改めて、参加者の皆さま。

この度は海月いおりの140文字小説企画にご参加くださいまして、誠にありがとうございました。

みなさんお上手すぎて、本当に海月に擬態しているのか!?

と叫んでおりました。褒め言葉です。本当にお上手で、読んでいてとても楽しかったです。

企画のこと忘れて、普通に作品を満喫しておりました。

さて、意外にも『先生×生徒』の140文字小説は少なかったですね!(そこ?)

とはいえ、多少は存在したという事実にまた歓喜。(?)

やはり海月に擬態するといえば、『先生×生徒』ですよね。いや、もう間違いない。

そう言いながらも、当の本人はあからさまな『先生×生徒』は書いていないんですけれども。

作品募集期間にも「先生と生徒の恋愛を書くよね?(要約)」などと言われたくらい、私と言えばそうですよねぇー!!

嬉しいですー!!!!(照)(なにごと)

『海月と言えば~』が、みなさんの中で浸透している事実に、深い喜びを感じました!

私はこれからも、『先生×生徒』を追求していきますね!!!!(なんの話)

……すみません、話が反れました。戻ります。

作品公開後、みなさんがたくさん悩んで海月の作品を探してくださっている様子に、とても感動を覚えたのです。

なので、正解者様にはどうしても正解特典を用意したいと思いました。これはド鬼畜な過去の海月に対する挑戦と、喜んでいただきたいという思いからです。

嬉しいのです、本当に。

ありがとうございますね、みなさん。

これから正解者様には、キャラクターのヒアリングを行います。

素敵なイラストになるよう、頑張らせていただきます!

そして、次回5、6月頃にまた、当企画の第2弾も行いますので、またたくさんの方にご参加いただければ幸いです。

不正解だったからといって、どうか落ち込まないでください!!!!

まだチャンスはあります!!!なので、どうか、どうか…………!!

ということで!

以上で『海月いおりの140文字小説を当てよう!』を閉じます。

すこしでもみなさんに楽しんでいただけたならば、企画、大成功です!

本当にありがとうございました💕

2025年2月19日 海月いおり

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