【作品】名前のない卒業証書(予告)

予告

あらすじ

 市立波木中学校、休校して8年。

 入学希望者が現れず、ついに廃校となることが決まった。

 最後この学校で教鞭を取っていた野崎修吾をはじめとする4名の現役教師が、廃校前の片づけとして呼び戻された。

 休校という割には荒れている校内を漁り、書類などを取捨選択する。そのさなか、野崎は1枚の〝名前のない卒業証書〟を発見する。

 『忘れてはいけなかったこと』

 『忘れるしかなかったこと』

 『見なかったことにしたこと』

 『知らなかったことにしたこと』

 1枚の卒業証書をきっかけに4名は、波木中学校最後の教師として、見て見ぬふりをしていた現実と向き合うことになる——。


 著・絵:海月いおり

8年の休校を経て廃校となる中学校を舞台に、教師たちの葛藤を描くヒューマンドラマ。
然文堂より発刊予定!
現在準備中!

-作品紹介